6月の第一木曜に世界同時開催のイベント「アペリティフの日」。例年通り、日本ではフランス食品振興会(SOPEXA)主催のもとに、7回目の今年は、東京の他、京都、横浜、埼玉、大阪、高知、宮崎、鹿児島と、最も会場数の多い回となりました。 さわやかな天候に恵まれた東京会場(六本木ヒルズアリーナ)、来場者は延べ5000人を数えました。会場で唯一のお菓子スタンドとして、すっかり定着した当クラブのブースの、今年のテーマは「ノルマンディ」。フランス・ノルマンディ地方にゆかりのあるお菓子を、8名の理事たちが提供しました。普段はなかなかお店で目にすることのないお菓子もあり、製作したパティシエ自らが説明とともにサーブするブースは、参加21ブースの中でも、終日活気の絶えないスポットに。 今年のブース・デコレーションは、寺井理事の製作による、明るいグリーンを基調としたマーガレットがモチーフの初夏らしいスタイリング。メレンゲやシュガー、アラザンなどを駆使したパティシエならではのアイディアに展示したお菓子もより一層映え、会場内でもひときわ目をひくスタンドとなりました。 またステージでは、恒例となったカクテルコンテストや、アペリティフ親善大使(本年度は千住明、川島なお美の両氏)の任命式、スピーチなども行われ、華やぎを増していました。
今回クラブブースに参加・協力した会員ならびに提供されたお菓子は下記の通りです。
• 島田 進(パティシエ・シマ) マカロン・ポム・キャラメル、マッ茶ミニョン • 藤生 義治(パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ) ミルリトン、マカロン・キャラメル・ポンム、ブッセ • ジャン=ポール・チェボー(JPTクッキングステュディオ) マカロン・ノルマン、フイエット・オー・ポム • 西野 之朗(メゾン・ド・プティ・フール) ドゥイヨン • 永井 紀之(ノリエット) サヴァラン・カルヴァ • 寺井 則彦(エーグル・ドゥース) オーヴァル・ノルマン • フレデリック・マドレーヌ(ポミエ) ミルリトン、マカロン・ポム • 西川 巧晃(コム・シノワ) ブリオッシュ・ポム・カマンベール、ガトー・ポム・カルヴァドス