ホーム > 活動報告 > 東京 伝統菓子講習会開催

活動報告- Activity Report -

東京 伝統菓子講習会開催2024年06月 Vol.2

クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ(会長 永井 紀之)は、6月25日(火)、東京伝統菓子講習会をドーバー洋酒貿易株式会社にて開催しました。

デモンストレーションは、昨年度のガレット・デ・ロワコンテストの優勝者の中山翔太さん、山本健シェフ(シェラトン都ホテル東京)、石井亮(パティスリービガロー)、捧雄介シェフ(パティスリーユウササゲ)の4名のシェフが講師を務めました。

会長の永井の挨拶の後、ドーバー洋酒貿易株式会社 代表取締役社長の和田氏からのお言葉をいただき、永井シェフ(ノリエット)の解説のもとデモンストレーションを開始しました。

まずは山本シェフのキッシュの仕込み、玉ねぎを炒めるところからはじまりました。綺麗な飴色になる秘訣などを伝授。
そしてすぐに昨年のガレット・デ・ロワコンテストの覇者、中山翔太さんの「ガレット・デ・ロワ」の仕上げの工程からスタート。5年前にコンテストに初挑戦してから、何度も試行錯誤しながら練習し、いきついたという製法を惜しみなく披露しました。受講者が熱い視線を注ぎながら、写真に納め、メモをとる姿は、今年のコンテストへの意気込みを感じさせました。

休憩を挟み、石井シェフの「フラン・オー・カフェ」と「ヌガティーヌ」の講習に。今回の講習用に作ったというフランの工程やフランスでは、日常的なおやつとしてのフランの説明から生地についての様々な意見や質問も飛び交い、会場の熱気もますます高まっていきました。

続いて、捧シェフが「ケークショコラノワゼット」の講習をしました。ヘーゼルナッツやチョコレートたっぷりの濃厚なケークの作業工程だけではなく、ラッピングの仕方やお店での売り方など幅広く説明を展開。

その後、山本シェフのキッシュの工程にもどり、材料の説明やシェフの細かなこだわりを披露しました。

デモンストレーションの後には、歴代のガレット・デ・ロワコンテスト優勝者の各シェフ達との質疑応答の時間もとり、今年の講習会は終了しました。

 

【講師・メニュー】
中山翔太(名古屋東急ホテル):ガレット・デ・ロワ
山本健(シェラトン都ホテル東京):キッシュ       
石井亮(パティスリービガロー);ヌガティーヌ、フラン・オー・カフェ
捧雄介(パティスリーユウササゲ):ケークショコラノワゼット
解説 :永井紀之(ノリエット)

【協 賛】(50音順)         
アンベールジャパン株式会社、池伝株式会社、株式会社イワセ・エスタ東京、ヴァローナジャポン株式会社、中沢乳業株式会社、株式会社ナリヅカコーポレーション、ドーバー洋酒貿易株式会社、日仏商事株式会社、日仏貿易株式会社、日清製粉株式会社、日東富士製粉株式会社、株式会社ニップン、ネスレネスプレッソ株式会社、株式会社前田商店、株式会社ミコヤ香商、株式会社明治、ルーツ貿易株式会社、

展示器具提供: 株式会社マトファー・ジャパン

特別協賛: タカナシ販売株式会社

 

【サポートシェフ】(順不同) 
丸山正勝(ルガリュウM)、フレデリック・マドレーヌ(ル・ポミエ)、堀江新(ラヴィドゥース)、中川二郎(キャロリーヌ)、濱田舟志(菓子工房グリューネベルク)、大亀善孝(ヴィロン)、小林預言(メゾンドリュズ)、上野啓介(上野菓子研究所)、今西克彦(パリジーノ&アトリエドゥママン)、片田健二郎(アンダーズ東京)