1月21日(火)、関西日仏学館/在京都フランス総領事館にて今年で15回目となる「Fête de la Galette des Rois」が開催されました。
2024年 第22回ガレット・デ・ロワコンテストの優勝者 堀越花依(辻調理師専門学校 東京)さんによって作製された特大ガレット・デ・ロワがサンドリン・ムシェ在京都フランス総領事に献上されました。
はじめにサンドリン・ムシェ在京都フランス総領事から「本日は、お集りいただきありがとうございます。私達の友人でもありますクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワとのコラボレーション、ガレット・デ・ロワのパーティは、今年で15回目となりました。クラブの会長、職人の皆様、そして特大ガレット・デ・ロワを焼いてくださった堀越さんに御礼を申し上げます。皆さまと大変美味しいガレット・デ・ロワを囲んで分かち合うということは、日本とフランスに両国にとってとても大切な伝統を受け継いでいくことになります。今年は、大阪万博も開催され、日仏の交流は更に深まっていくことでしょう。」と挨拶がありました。
そして 特製ガレット・デ・ロワがクラブの若手会員によって運びこまれ、参加者からの盛大な拍手の中、サンドリン・ムシェ総領事に献上されました。
続いて当クラブの会長永井より「本日は、エピファニーのお祝いにご参加いただきありがとうございます。今年も開催できたこと、総領事にも御礼を申し上げます。クラブが発足した当初は、ガレツト・デ・ロワというお菓子を理解してもらうことが大変難しかったのですが、クラブの会員達が情熱を持って活動してくれることによって、今では1月に楽しんで食べていただいて、大変嬉しく思います。近年日本では、お正月のお菓子、新年のお祝いのお菓子といって販売されていますが、本来はエピファニー(公現節)をお祝いするお菓子です。今後も私達は、会員有志とともにフランスの食文化、伝統を正しく伝え、日本の食文化をより豊かに楽しんでもらえるように活動して参ります。会員シェフ達が焼いてきたガレット・デ・ロワを楽しんでいってください。」と返礼の挨拶をしました。
そして総領事、京都市副市長 竹内重貴氏、京都市会議長 西村義直氏、会長永井によって特大ガレット・デ・ロワが入刀され、京都市副市長 竹内重貴氏の乾杯のご発声を皮切りに、いよいよ試食がスタート。列席者は、シェフ達がカットしたガレットやパン(ブーランジェリービアンヴニュ)、フランス産高級レモネード(日仏商事株式会社)、チーズ(LACTALIS JAPAN㈱)、コーヒー(ネスレネスプレッソ㈱)を堪能しました。
今年も献上用の特大ガレット・デ・ロワには、6個の特別なフェーヴが隠されており、これに当たった方々には関西日仏学館からシャンパーニュ、クラブからはバカラパシフェック株式会社のタンブラーが贈呈され、参加シェフ達の紹介、林雅彦(ガトー・ド・ボワ)シェフの中締めの挨拶で締めくくられ、参加シェフ達の写真撮影を最後に京都領事館における新年の宴は終了しました。
●献上式の参加シェフは下記の通りです。(順不同、敬称略)
永井紀之(ノリエット)、石井亮(パティスリービガロー)、林雅彦(ガトー・ド・ボワ)、寺田和行(レストランドゥースール)、新井和碩(パティスリー・ア・テール)、妻鹿祐介(ミラヴェイユ)、今西克彦(パリジーノ&アトリエドゥママン)、小倉優太(Pâtisserie YUTA ogura vision Y)、門前有(フランス菓子シャルルフレーデル)、櫻井健太(パティスリーサク)、大杉治城(パティスリーヒサソ)、中山翔太(名古屋東急ホテル)、蔭山泰典(パティスリーオクサリス)、山下祐樹(SCOOL BUS COFFEE BAKERS)、堀越花依(辻調理師専門学校 東京)
●ガレット・デ・ロワをご提供いただいた会員は下記の通りです。(順不同、敬称略)
丸山正勝(ルガリュウM)、藤生義治(パティスリードゥシェフフジウ)、寺井則彦(エーグルドゥース)、中川二郎(キャロリーヌ)、堀江新(ラヴィドゥース)、伊藤文明(メゾンドゥース)、濱田舟志(菓子工房グリューネベルク)、三鶴康友(フランス菓子トワグリュ)、村田博(マ ビッシュ)、津田宜季
●Partenaire officiel (協賛)
パン:大下尚志(ブーランジェリーヴィアンヴニュ)
チーズ:LACTALIS JAPAN株式会社
コーヒー:ネスレネスプレッソ株式会社
Elixia French Artisan Lemonede:日仏商事株式会社
ARIA2025タンブラー:バカラパシフィック株式会社