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活動報告- Activity Report -

神戸 学生&若手職人対象 伝統菓子講習会・勉強会2024年09月 Vol.4-2

クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ(会長 永井紀之)は、8月28日(水)に神戸国際調理製菓専門学校にて、伝統菓子講習会&勉強会を開催しました。

今年で2回目となる学生、若手職人対象の講習会そしてシェフ達の勉強会。講師は、当クラブ会員、第7回ガレット・デ・ロワコンテスト優勝者の津田シェフ。そしてクラブ副会長(第10回ガレット・デ・ロワコンテスト優勝)、伊藤シェフ(メゾンドゥース)、解説は会長の永井シェフ(ノリエット)が担当しました。

最初に永井シェフの挨拶、そして神戸国際調理製菓専門学校 教務企画部 次長 植木氏のお言葉を頂戴し、デモンストレーションに移りました。

まずは津田シェフの「クーロンヌ・デ・ロワ ピスターシュ」から。バターをブリオッシュで包んだブリオッシュフィユテの材料や配合の説明をしながら、繊細で丁寧な作業を魅せました。

その後、伊藤シェフの「ガレット・デ・ロワ」の講習に。ガレット・デ・ロワコンテストに挑戦を決めてから、毎日のように試行錯誤して、今の形に至るまでの工程や、大切なポイントを披露。

途中休憩を挟みながら、交互に講習をする様子に受講者はメモと取りながら、耳を傾けていました。高度な内容の講習に講師同士、シェフ達も質問を挟みながらのやり取りは、受講者だけではなく、参加シェフ達にも新しい気づきをもたらしました。

講師2人の講習終了後には、妻鹿シェフ(ミラヴェイユ)のヴァシュラン・エキゾチックの組み立て作業から、シェフ達の持ち寄りのお菓子の説明が始まりました。シェフが初めてヴァシュランを食べた時に感動し、今回の夏向きのアシェットデセールにアレンジしたという逸品。見た目も鮮やかな夏らしいお菓子に受講者は、舌鼓を打っていました。

続いて、参加シェフ達がそれぞれが持ち寄ったお菓子の想いや説明を展開し、数々の質問も飛び交い、最後に、多田シェフ(パティスリーエトネ)からの挨拶後に講習会は終了しました。

今回の講習会は、台風の影響下で中止も覚悟していましたが、無事に開催することができ、そしてご協力いただきましたシェフ達、サポートをしてくださった賛助会員の皆様、神戸国際調理製菓専門学校の先生方に感謝をするとともに、今後のクラブの発展にも努めていきたいと思います。

参加講師とメニュー、協賛頂いた会員企業は下記の通りです。 

【講師・メニュー】
伊藤 文明(メゾンドゥース):ガレット・デ・ロワ
津田 宜季:クーロンヌ・デ・ロワ ピスターシュ、クグロフ

解説:永井紀之(ノリエット)
  
【協 賛】(50音順)         
サンエイト貿易株式会社、ドーバー洋酒貿易株式会社、日仏商事株式会社、株式会社ニップン、日東富士製粉株式会社、株式会社前田商店

展示器具提供  株式会社 マトファー・ジャパン
会場提供:   神戸国際調理製菓専門学校
特別協賛:   タカナシ販売株式会社

【参加シェフ・メニュー】(順不同) 
永井 紀之(ノリエット): パートドフリュイ
林 雅彦(ガトー・ド・ボワ): エコセ
多田 征二(パティスリーエトネ): マカロンダミアン
村田 博(マ ビッシュ): ムラングセック
大下尚志(ブーランジェリービアンヴニュ): クグロフサレ
新井 和碩(ア・テール): ガトーナンテ
妻鹿 祐介(ミラヴェイユ): ヴァシュラン・エキゾチック
今西克彦(パリジーノ&アトリエドゥママン): カスクルート
櫻井 健太(パティスリーサク): ミルリトンダミアン